1. 難波学園 Home
  2. 横浜栄養専門学校
  3. 2年生:解剖生理学実験を行いました

スタッフブログ

2年生:解剖生理学実験を行いました

2年生が行なった解剖生理学実験のご紹介です。
今回の実験では、アサリの肝臓からグリコーゲンを抽出して、デンプンとの違いを考察します。
「グリコーゲン」は、生物の肝臓や筋肉に含まれている糖質で、グルコース(ブドウ糖)がたくさん結合してできている、生物のエネルギー源となるものです。
「デンプン」は、お米などに含まれている糖質で、グリコーゲンと同様にグルコースが多数結合してできていますが、結合のちょっとした”違い”があります。それをヨウ素デンプン反応で確かめていきます。
先生から説明を受けてから実験開始(^^)/s-IMG_1916.jpg
検体はアサリです。沈殿試薬と海砂を混ぜてすり潰していき、上澄み液を取り出します。s-IMG_1927.jpgs-IMG_1935.jpg
遠心分離機にかけ、余分な成分を沈殿させます。    s-IMG_1937.jpgs-IMG_1941.jpg
上澄み液を取り出し、エタノールを加えていきます。s-IMG_1949.jpg
粒つぶに見えるのがグリコーゲンです(#^^#) 遠心分離機にかけ、グリコーゲンを沈殿させます。s-IMG_1958.jpgs-IMG_1962.jpg
グリコーゲンを水に溶かし、ヨウ素デンプン反応で、デンプンとの違いを確認します。s-IMG_1967.jpgs-IMG_1976.jpg
左からグリコーゲン、デンプン、水です。s-IMG_1982.jpg
同じグルコースから合成されるのに、生物と植物とでは結合が違うことを確かめられました(*^。^*)

このページのトップへ

横浜調理師専門学校をもっと知りたい!資料請求はこちらから!

お電話でのお問い合わせはこちらまで 045‐311‐4126