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先輩メッセージ

卒業生の声 - 卒業生の活躍の様子をレポートしました!成功の秘訣、ここにあり!?

平成18年度卒業生 桑原孝一さん
スペイン Dos palillos(ドス パリージョス)料理長

●現在の仕事内容をお教え下さい。(お料理のジャンルやお店についてなど)

スペインのバルセロナにあるアジアンフュージョン料理(ミシュラン1つ星)「ドス パリージョス」の料理長として勤務しています。
料理長の仕事としては、市場巡りや各セクションのチェック、料理の最終確認、新メニューの考案など、日々研究・試作をしたりしています。
また料理を作り上げるうえで、チームワークはとても大切ですので、毎日スタッフとしっかりコミュニケーションを計り、より良い料理やサービスを提供出来るように努めています。

●現在の仕事に就きたいと思ったきっかけ、動機や時期をお教え下さい。

小さい頃から食べる事や物作りが好きだったので、進路を考えた時に「将来は料理人になろう」と考えていました。
当時「世界一予約のとれない伝説のレストラン」と称され、「分子ガストロノミー」で一世を風靡したスペインの3つ星レストラン、「El bulli(エル・ブジ)」と言う伝説のレストランがあり、料理で革命を起こしていたシェフのFerran Adrià (フェラン・アドリア)氏に憧れを抱いていたので、その頃より将来はスペインで働こうと決意していたものです。
そして横浜調理師専門学校を卒業後、都内のレストランを始め、スペイン各地のレストランなどで研鑽を重ねておりましたが、残念ながらそのエル・ブジは2011年に閉店してしまいました。
しかし縁があり、そのエル・ブジで長年ヘッドシェフとして活躍していたAlbert Raurich (アルベルト・ラウリック)氏が新たにOPENした店で、現在料理長として働く事が出来ています。

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●本校に入学した決め手は何でしたか?

やはり地元横浜で調理の専門学校と言えば、評判も良かった横浜調理師専門学校でした。
また父の友人が当時の校長であった難波綾子先生と知人であった為に、学校の紹介をされて入学を決めました。

●専門学校時代についてお教え下さい。
またどんな授業がためになりましたか?またどんな学生でしたか?

包丁研ぎや鍋磨き、清掃など、料理を作る上で一番の基本である事を実習を通して学ぶ事が出来ました。
自分たちが使用する調理器具などを清潔に保つことで気持ち良く仕事が出来ますし、調理現場が不衛生では美味しい料理も生み出せません。
さらには重大な事故にも繋がりますので、その心構えは今でも大切にしている事の一つです。
私の学生時代はスペインで学ぶと言う目標が定まっていたので、在学中にしておいた方が良い事を常に考えていました。
スペイン語の勉強や調理用語を覚えることなど、しっかりと目的意識を持って授業に励んでいたのを覚えています。

●高校生に向けてメッセージをお願いします。
(本学のおすすめポイントがあれば、合わせてお教え下さい)

今この記事を見ている方は、少なくとも料理が好きだったり、料理に興味があるから見ているのだと思います。
私みたいな料理人としてやるには、本気で料理に向き合い、少しでも上を目指して欲しい。
その中で、自分の得手不得手などを探っていき、将来の道が開けたら素晴らしい事ですね。
ぜひ頑張って下さい!

個人的には、近いうちにバルセロナでの独立も考えており、将来的には世界ベストレストラン50の中に入るような店作りを目標に掲げています。

Dos palillos(ドス パリージョス)
https://www.dospalillos.com/

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