保育園で給食調理の仕事をしている大森さん。「ここの保育園は、和食に力を入れていると聞いて興味が沸いた。」と就職を決めた理由を教えてくれました。「普段はお昼ご飯とおやつの調理がメインの仕事です。献立は和・洋・中様々で、使用する食材も多く、園児に合った味付けを考えなくてはいけないので、とてもやりがいがあります。」と微笑む大森さん。学生時代はとても明るく真面目だった彼女に、どんな授業が為になったかを聞くと、「調理実習が一番為になりました。先生方の説明もわかり易く、実際に食材に触り、みんなと一緒に調理して試食出来るのが楽しかったです。また衛生の勉強は今の仕事にとても役立っています。」と学生時代を思い出し語ってくれました。

「『美味しいね♪』と笑顔で言ってもらえる調理師になれて、とても良かったです。学校で教えて貰った事は全て自分の糧になっていて、卒業してからもノートを読み返しています。」調理師はその「美味しい♪」の一言ですべてが報われる仕事なのです。「学校の先生方は、とても話しやすく、相談や質問もしやすかったです。」と大森さんは子供達を見守る優しい瞳で答えてくれました。